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アメリカのナチュラリスト、ジョセフ・コーネル氏によって発表されたネイチャーゲームは、五感をフルに使って自然を直接体験することによって自然への気づきを得ることを目的にした活動を言います。
1986年日本語版「ネイチャーゲーム」が出版され、同時に著者のコーネル氏が来日し、全国にネイチャーゲームが普及しはじめ、社会的にも認められるようになり、現在の社団法人日本ネイチャーゲーム協会が設立されたそうです。
ネイチャーゲームは、ゲームという名前が付いていますが、その理念は、シュアリングネイチャーという考え方が流れています。
ネイチャーゲームの考え方で、自然を体験することによって、人も自然の一部であることに気づけば、
自然と調和した生き方の大切さに気づかされます。
そうした人が一人でも増えれば、自然と共生し、持続可能な社会の実現に向けて、一歩一歩近づいていくことにつながっていくという考えを持っています。
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私がネイチャーゲームに出会ったのは、2005年の8月、大阪・服部緑地公園での養成講座がきっかけです。
体験するまでは[ゲーム]というネーミングからちょっとした抵抗感を感じていたのですが、3日間の研修を終えたときにはすっかり
その理念のすばらしさに感銘を受けていました。
私は、自然ガイドとしての特別な資格や知識を持っているわけではありません。
基本的には、3人の子供の母親で、一般的に言えば主婦です。
けれど、私の育った環境と自然知識の豊富な夫の影響から、目の前の自然環境について、関わりを持った生き方を選択し、現在は赤土監視員と自然公園監視員の仕事をしています。
監視員として赤土流出やゴミの不法投棄、野生動植物の野盗りの実態に触れるたびに、この自然環境からの恩恵を享受しながらも
自らの生活のために追い詰められていく島の自然の儚さをどうすることもできないと諦めたり開き直ったりしている多くの人々に、
この島でこそ育まれたはずの島人の豊かな感性の素晴らしさと、この島ならではの自然の深みと尊さこそが
一過性の富ではなく未来にわたって受け継いで行くべき本当の宝物だということに
そして、それが加速度的に消失していこうとしている現実にどうか早く気づいてほしいと考えていました。
ネイチャーゲームとは、そこに行きつく過程の「自然への気づき」、「わかちあい」プログラムの考え方として「フローラーニング」という3つのキーワードを含む思想で構成されていて、それらは「シュアリングネイチャーの理念」として確立しています。
シュアリングネイチャーの理念とは「自然をともにわかちあおう」という考え方で、
「直接的な自然体験を通して自分を自然の一部ととらえ、生きることの喜びを共有することによって
自らの行動を内側から変化させること」です。
ネイチャーゲーム指導員ハンドブックから抜粋
今、この地球環境悪化のがけっぷちで、多くの人が改善のために動き出しています。
この小さな島でさえ、その影響は確実に起きています。
生き方が問われている現在、ネイチャーゲームで、すべての人が気づいてくれるとは思っているわけではありません。
けれど、自然と人との関わりを理解するためのきっかけを多くの人にあたえてくれると私は考えているのです。